著書「五体不満足」で知られる作家の乙武洋匡さんが映画『だいじょうぶ3組』の宣伝に4/21~23に来台、12年ぶりのことです。
ドーフケアアンドサービス(多扶接送)が滞在期間中の移動のお手伝いをさせていただきました。
私どもは乙武さんの障害にとらわれることなく、夢を追い求めてきた精神に感心しています。乙武さんの自伝の小説「だいじょうぶ3組」が映画化され、台湾でも公開されるのを知り、ぜひ車椅子の方々にも観ていただきたいと思い、配給会社のスカイデジエンタテイメント(天馬行空)に連絡させていただきました。そのきっかけでドーフケアアンドサービスが乙武さん映画宣伝期間中の移動のお手伝いをさせていただく運びとなりました。
日本からの大切なお客さんの送り迎えをさせていただくことができ、私どもは張り切っていました。
乙武さんが台湾で快適な宣伝活動が行えるよう、スカイデジエンタテイメントとドーフケアアンドサービスは事前に車椅子の動線の実地調査と検討を念入りに行いました。例えば、始球式の天母球場の階段、記者会見のステージと秀朗小学校の露台の激しい段差。どれも「アクセスフォオールインタイワン(台北市行無碍資源推廣協会)」と「キーブラザーズ(紀氏有限公司)」の協力を得てスロープで埋めることができました。乙武さんに適切なバリアフリーサービスをご提供することができるようになりました。
そして、乙武さんがようやくいらっしゃいました。三日間多忙なスケジュールの中、いつも明るい笑顔と前向きな態度で各イベントに臨んでいました。自分の力の及ぶことを自分でこなしながら、必要のある時も素直に助けを求めました。内面から自信と明るさが溢れ、障害を感じさせませんでした。
日本のバリアフリー化は進んでいます。それに比べ、台湾はまだ努力が必要です。三日間、至らない点も多いかと思って乙武さんに尋ねました。いつもの明るい笑顔で“素晴らしい”と言ってくれました。そして、謝謝(中国語のありがとう)を繰り返しました。最後に自分からスタッフたちに握手を求め、皆でドーフケアアンドサービスの大型車の前で記念写真をとりました。
乙武さんに認められ、さらに自信がつきました。ドーフケアアンドサービスはサービスを通じて車椅子の皆さんが夢を追い求めていくのを応援したいと思います。
の初めに、ドーフケアアンドサービスはご年配の方や障害者たちの大甲媽祖巡行のお手伝いをさせていただきました。業界としては画期的です(車椅子が巡行に参加するのは初めてです)。そして、乙武さんが務める始球式に立ち会うことができました。期間中の送り迎えを担当させていただくドーフケアアンドサービスにとっては大きな光栄です。
乙武さんと同じように、前向きに挑戦に立ち向かえば、すべてがバリアフリーになり、車椅子の方々が自由に移動したい時に自由に移動できる時は必ずやってくると思います。
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